🍣すしでもどうですか

略してすしどう。趣味のサーバーいじりとかメモ。

rEFInd のインストールとカスタマイズ (macOS)

環境

インストール

ダウンロード

以下のページから "A binary zip file" をダウンロードして適当な場所に展開します。

The rEFInd Boot Manager: Getting rEFInd

インストール

SIP*1 で保護されている EFI 領域にインストールするため、command(⌘)+R を押しながら電源オンでリカバリーモードで起動します。

起動したら、メニューからターミナルを起動して、

# cd (zipファイルを展開した場所)
# ./refind-install

でインストールされます。

カスタマイズ

テーマの適用

rEFInd のデフォルトの見た目は非常にダサいのですが、幸いなことにテーマを適用できます。 私が愛用しているのは rEFInd-minimal です。

まず、rEFInd がインストールされた EFI 領域をマウントするために、デバイスファイル名を調べます。

# diskutil list
/dev/disk0 (internal, physical):
   #:                       TYPE NAME                    SIZE       IDENTIFIER
   0:      GUID_partition_scheme                        *500.1 GB   disk0
   1:                        EFI EFI                     209.7 MB   disk0s1
   2:                 Apple_APFS Container disk1         419.0 GB   disk0s2
   3:       Microsoft Basic Data BOOTCAMP                80.9 GB    disk0s3

で、TYPE が "EFI" になっている行の IDENTIFIER を見ます。ここでは disk0s1 だとします。

# mkdir /Volumes/efi
# mount -t msdos /dev/disk0s1 /Volumes/efi

としてマウントします。 次にテーマをダウンロードして適用します。

# mkdir /Volumes/efi/EFI/refind/themes
# cd /Volumes/efi/EFI/refind/themes
# git clone https://github.com/EvanPurkhiser/rEFInd-minimal
# echo include themes/rEFInd-minimal/theme.conf >> ../refind.conf

これで完了ですが、そのままだと「Legacy OS なんたら」とか「preboot なんたら」とか余計な選択肢が出てきて鬱陶しいので、dont_scan_volumes "Legacy OS","preboot"/Volumes/efi/EFI/refind/themes/rEFInd-minimal/theme.conf に追記して出ないようにします。

# echo dont_scan_volumes '"'Legacy OS'"','"'preboot'"' >> rEFInd-minimal/theme.conf

かな? " のエスケープが面倒なので普通にエディタで編集したほうが間違いないかも。

これで再起動すれば、rEFInd のメニューが出るはず。

*1:System Integrity Protection