環境
- MacBook Air (Mid 2011)
- macOS 10.13 High Sierra
インストール
ダウンロード
以下のページから "A binary zip file" をダウンロードして適当な場所に展開します。
The rEFInd Boot Manager: Getting rEFInd
インストール
SIP*1 で保護されている EFI 領域にインストールするため、command(⌘)+R を押しながら電源オンでリカバリーモードで起動します。
起動したら、メニューからターミナルを起動して、
# cd (zipファイルを展開した場所) # ./refind-install
でインストールされます。
カスタマイズ
テーマの適用
rEFInd のデフォルトの見た目は非常にダサいのですが、幸いなことにテーマを適用できます。 私が愛用しているのは rEFInd-minimal です。
まず、rEFInd がインストールされた EFI 領域をマウントするために、デバイスファイル名を調べます。
# diskutil list /dev/disk0 (internal, physical): #: TYPE NAME SIZE IDENTIFIER 0: GUID_partition_scheme *500.1 GB disk0 1: EFI EFI 209.7 MB disk0s1 2: Apple_APFS Container disk1 419.0 GB disk0s2 3: Microsoft Basic Data BOOTCAMP 80.9 GB disk0s3
で、TYPE が "EFI" になっている行の IDENTIFIER を見ます。ここでは disk0s1 だとします。
# mkdir /Volumes/efi # mount -t msdos /dev/disk0s1 /Volumes/efi
としてマウントします。 次にテーマをダウンロードして適用します。
# mkdir /Volumes/efi/EFI/refind/themes # cd /Volumes/efi/EFI/refind/themes # git clone https://github.com/EvanPurkhiser/rEFInd-minimal # echo include themes/rEFInd-minimal/theme.conf >> ../refind.conf
これで完了ですが、そのままだと「Legacy OS なんたら」とか「preboot なんたら」とか余計な選択肢が出てきて鬱陶しいので、dont_scan_volumes "Legacy OS","preboot"
を /Volumes/efi/EFI/refind/themes/rEFInd-minimal/theme.conf
に追記して出ないようにします。
# echo dont_scan_volumes '"'Legacy OS'"','"'preboot'"' >> rEFInd-minimal/theme.conf
かな? " のエスケープが面倒なので普通にエディタで編集したほうが間違いないかも。
これで再起動すれば、rEFInd のメニューが出るはず。
*1:System Integrity Protection