🍣すしでもどうですか

略してすしどう。趣味のサーバーいじりとかメモ。

【Linux mint 21.3】Mac の JIS 配列キーボードの「英数」キー、「かな」キーで日本語入力のオン/オフを切り替える

※初版とやり方を変えたので、記事の内容がかなり変わっています。

対象とする環境

現在のキーコードの状態を調べる

xev コマンドで「英数」と「かな」キーの状態を調べると、私の環境では「英数」が「131 Hangul_Hanja」、「かな」が「130 Hangul」として認識されていました。

このままだと不便(というか Mozc のキー設定時にキーを認識してもらえない)なので、キーのマッピングを変更します。

キーボードのモデルを設定する

# dpkg-reconfigure keyboard-configuration

で、ウィザード形式でキーボードのモデルを選択するユーティリティが起動します*1

画面の順番に、

  • Apple Aluminium (JIS)
  • Japanese
  • Japanese
  • キーボード配置のデフォルト
  • コンポーズキーなし
  • No

を選択します。

最後まで設定すると、自動的にユーティリティが終了し設定が保存されます。

もし、そのままで反映されていない場合は再起動しましょう。

設定確認

再度 xev で英数/かなキーを押してみましょう。

「英数」キーで「Eisu_toggle」、「かな」キーで「Hiragana」となるのが理想なんですが、うちの環境では「英数」が「Hiragana_Katakana」、「かな」が「Eisu_toggle」になりました。これでも Mozc のキー設定はできるので、気にしないことにします。

入力メソッドを「日本語 - Mozc」だけにする

iBusの設定」を開き、「入力メソッド」の中身を「日本語 - Mozc」だけにします。

これで、Mozc 内の直接入力⇔ひらがなの切り替えだけで日本語入力のオン/オフを行うようにします*2

Mozc のキー設定

これは以前書いた記事「US 配列キーボード + IBus + Mozc での入力切り替え設定 - 🍣すしでもどうですか」とほぼ同様ですのでこちらをご参照ください。

この記事では IME の有効化/無効化を共に Ctrl Space に割り当てていましたが、今回は HiraganaIME を無効化を、EisuIME を有効化を割り当てます。

これで、「かな」キーで日本語入力をオンに、「英数」キーで日本語入力をオフにできるようになります。

更新履歴
  • 2024-01-24 初出
  • 2024-02-25 大幅に方向転換した内容に書き換え

*1:Cinnamon ではなく Xfce を使っていると、キーボード設定の中で同様の設定ができたりします

*2:理由は以前書いた記事「US 配列キーボード + IBus + Mozc での入力切り替え設定 - 🍣すしでもどうですか」の冒頭をご参照ください