突然キーボードの話をするのですが
Happy Hacking Keyboard Professional の墨と白*1を長らく使っていて、ターミナルでの作業には今でも最高のキーボードの1つだと思っています。
しかし、事務職なので職場では Microsoft Office が主戦場であり、そうするとファンクションキーやカーソルキーなどは独立して存在していたほうが断然効率的なわけです。
その上職場の PC は管理ポリシーにより制限ユーザーの権限しか与えられていないので、本当は US 配列が使いたいのにデフォルトの JIS 配列から変更することもできません*2。
というわけで、日本語配列でファンクションキーが独立してて、ついでに Ctrl と Caps がキーボード側で入れ替えられて、ついでのついでにメカニカルスイッチに興味があったのでその系統でキーボードを選定した結果、表題の ARCHISS ProgresTouch RETRO TKL(日本語配列)を購入しました。
メカニカルキーボードといえば Filco の Majestouch の方が有名かもしれませんが、同価格帯で同様のモデル Majestouch 2 Tenkeyless だと本体側でのキーの入れ替えができないっぽかったのでナシとなりました。Bluetooth 接続もできるモデル Majestouch Convertible 2 Tenkeyless ならディップスイッチが付いてるみたいです。
ARCHISS ProgresTouch TKL ワイヤーキープラー付 日本語91 二色成形 PS/2&USB CHERRY赤軸 テンキーレスメカニカルキーボード AS-KBPD91/LRBKNWP
- 発売日: 2016/10/06
- メディア: Personal Computers
使ってみたらとてもよかった
このキーボードを 3 年ほど使用してみて、こんなところがいいなと思いました。
メカニカルスイッチが思いの外快適
普段 HHKB Pro を使っていて「静電容量方式最高か!!!」と思っている身なので、メンブレンのグニャっと感さえ回避できれば合格点かな、とか上から目線で思っていたんですけど、メカニカルいいですね。軸のブレが少なく確実にタイプできるし、静電容量方式と同様に押し切る少し手前で入力されるので疲れにくい。HHKB Pro のスコスコスココスココココ!っていう軽快さには及ばないものの、機構的にしっかりしてる感があって安心できます。
ちなみに、店頭でこれでもかと打ち比べて、打ち心地が静電容量方式に一番近いかなと思った赤軸をチョイスしました。
鉄板が入っていて剛性と重量がある
タイピングがまだまだ未熟で、集中して長文を入力したりするとついつい力が入ってしまうタチなので、剛性が無いと歪みを感じてせっかくのスイッチの感触が台無しになってしまうし、軽いとだんだんキーボードがズレていってしまいます。
このキーボードは鉄板入りで頑丈かつズッシリ重いので、この点での不満はまったくなく、HHKB Pro より良いとすら感じます。
安い
Amazon で 1 万円しませんでした。HHKB Pro と比べたら半額以下です。これでこのクオリティなら全然アリです。
オススメです
手頃なメカニカルキーボードをご所望の方には一度試してもらいたいなと思いました。